無我夢中でがむしゃらに走り続けてきた俺らの青春
いろいろなことを学んで知って大人になったつもりだった
でも今 俺らの手の中には夢なんて言葉は何一つ無い
あの冬の日 すべてを捨てて現実から逃げてしまったからだろう…
もしも時間が戻るのであれば あの冬の日に戻りたい
寒々しい灰色の空が広がったあの日へ
十数年間 どんなに方向が違っても 歩き続けてた
なのに突然立ち止まった
その場から一年以上 動かずにうずくまって…何も変わろうとしなかった
歩き始めたって思ってる今だって 結局何も変わってない 俺はまだ うずくまってる…
夢はあるけれど それに向かって努力をすることをしない
友達は作りたいけれど そのために自分から話しかけようとはしない
いつだって 自分で何かをすることもせずに ただ黙って流されていくだけ
そうやって 自分の思い通りにならなければ反発をする
嫌われるのなんて当たり前 わかってる
どこで間違ったんだろうか
いつだって正しいことをしていたつもりだったのに
いつの間にか嫌われることしかしていない
でもわかったんだ
そんな俺にも 信じれる友達がいることを
心から俺を思って怒ってくれる人がいることを
俺を信じてくれる友達
支えてくれる人々
みんながいるから 戻れたんだ 昔の俺に
折れない信念を持って悪者に立ち向かう自分に
The hero is born from people's support.